・たるみ治療にポテンツァとハイフは何が違うの?
・結局どっちがいいの?
美容皮膚科のたるみ治療として人気のハイフととポテンツァダイヤモンドチップ。
どちらも糸リフトのような外科治療はなく、マシンで熱を加えるだけでタイトニングできるため、手軽なたるみ治療として人気ですよね。
この記事では、ポテンツァダイヤモンドチップとハイフの特徴や、どちらがいいのかなどについて詳しく紹介していきます!
結論からお伝えすると、
ポテンツァダイヤモンドチップとハイフは、併用するのが効果的。
です。
- ポテンツァとハイフの特徴は?
- ポテンツァとハイフのはどちらがたるみ治療に効果がある?
ポテンツァダイヤモンドチップ・ハイフの特徴
ポテンツァ | ハイフ | |
SMAS層 | × | 〇 |
脂肪層 | 〇 | 〇 |
真皮層 | 〇 | 〇 |
表皮 | 〇 | △ |
ほうれい線照射 | 〇 | × |
価格相場 | 3~15万円 | 2~15万円 |
痛み | ほぼなし | 機種によってはあり |
ダウンタイム | なし | なし |
頻度・回数 | 3~4週間に1回×3~5回 | 3か月~1年に1回 |
効果の出るタイミング | 1週間後 | 1~2か月後 |
仕組み | ラジオ波(=RF、高周波) | 超音波 |
おすすめクリニック | 品川美容外科 33,000円~ | 湘南美容クリニック 25,000円~ |
ポテンツァダイヤモンドチップとハイフは作用する層が異なる
ポテンツァダイヤモンドチップとハイフは、それぞれ作用する皮膚の層が異なります。
- ダイヤモンドチップ:浅い層
- ハイフ:深い層(ただしハイフシャワーで比較的浅い層も照射可能)
どちらもたるみ対策として有効なので、併用するのが1番望ましいです。
ハイフは土台を固めるイメージ、ダイヤモンドチップは表面を固めるイメージ!
照射できる箇所が異なる
ポテンツァダイヤモンドチップはRF(高周波、ラジオ波)、ハイフは超音波を使って皮膚に熱を与えるマシンで、照射できる箇所が異なります。
- ダイヤモンドチップ:全顔OK
- ハイフ:ほうれい線やマリオネットラインは照射できない
そのため、ほうれい線やマリオネットラインの改善効果を感じやすいのは、ポテンツァダイヤモンドチップと言えます。
痛みはポテンツァダイヤモンドチップはほぼ無し、ハイフは機種による
- ダイヤモンドチップ:ほぼ痛みなし
- ハイフ:機種による
施術にあたって気になる照射時の痛みですが、ダイヤモンドチップはほぼ感じません。
じんわりあたたかいな~程度で、うとうとしてしまうくらいリラックスして受けることができます。
対してハイフは、機種や個人差によって痛みの感じ方が異なります。
どちらかというと痛みを感じる機種の方が多いと言われています。
湘南美容クリニックで受けたハイフ(機種:ウルトラセルQ+)はほぼ痛みがありませんでした👍🏻
ウルセラやウルトラフォーマーⅢは痛みが強いという口コミが多いです。
照射頻度が異なる
- ダイヤモンドチップ:3~4週間に1回を3~5回
- ハイフ:3か月~1年に1回
ポテンツァダイヤモンドチップとハイフは、推奨される照射頻度も異なります。
ダイヤモンドチップは1回でも効果を感じられることも多いですが、1か月に1回くらいの頻度で複数回の照射が推奨されています。
対してハイフは、3か月~1年に1回と比較的長いスパンが推奨されています。
値段は同じくらいなので、照射頻度の少ないハイフの方が継続しやすい!
ざっくりポテンツァダイヤモンドチップとハイフの違いがわかったところで、2つの治療を詳しく紹介していきます。
ポテンツァダイヤモンドチップとは?
ポテンツァダイヤモンドチップとは、ニードルRF「ポテンツァ」という機械の「ダイヤモンドチップ」というチップを使った照射モードのことです。
ポテンツァとは
ポテンツァは、ダーマペンの上位互換と人気の最近流行りの美容医療です。
ニードルRFと呼ばれる種類の治療で、肌に穴をあけて熱を加えたり薬剤を導入したりすることで美肌効果を得られます。
薬剤と機器の先端に付けるチップの組み合わせ次第で、あらゆる肌悩みに対応することができます。
ダーマペン同様ニキビ跡はもちろん、肝斑や赤ら顔にも効果があるし、ハイフのようにタイトニングもできる!
「ダイヤモンドチップ」はたるみに効果のあるチップ
ポテンツァの10種類以上あるチップの中で、たるみ治療に使われるのがタイトニング用の「ダイヤモンドチップ」と呼ばれるチップ。
針の付いていないノンニードルチップなので、痛みはほぼありません。
真皮深層まで届くモノポーラと表皮〜真皮浅層にアプローチするバイポーラという高周波を照射し、照射時はじんわり温かみを感じます。
ダイヤモンドチップの特徴
痛み | ほぼなし |
ダウンタイム | なし |
効果 | タイトニング、たるみ毛穴改善、ほうれい線、マリオネットライン |
施術時間 | 10~15分 |
- ほうれい線やマリオネットラインにも照射できる
- 痛みなくたるみ治療できる
- ハイフと併用するとより効果的
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ハイフとは?
ハイフとは
HIFU(高密度商店式超音波)とは、超音波の熱エネルギーを点状に照射することで、たるみを改善する施術。
たるみの根本原因であるSMAS筋膜層(スマース筋膜層)に熱を与えて、引き締めてリフトアップ。
さらに、照射後の傷修復過程におけるコラーゲン産生によって、皮膚内部から層を引き締める小顔効果もあります。
効果 | たるみ改善、リフトアップ、小顔、美白 |
痛み | 機種による |
ダウンタイム | なし。施術直後は赤みが出ることもある。 |
メイク | 直後から可能 |
入浴 | 翌日より可能 |
日焼け | NG |
施術回数 | 半年~1年に1回 |
医療ハイフとエステハイフの違い
ハイフには、クリニックで行う医療ハイフの他に、エステサロンで行うエステハイフもあります。
エステサロンがハイフ機械を導入すること自体は法律違反ではないのですが、ハイフの照射は医療行為にあたるという見解が多く、エステティシャンによるハイフ照射が法律違反になる可能性が高いと言われています。
実際、エステでの火傷トラブルは多いそう。
こういった理由からハイフは必ず医療ハイフを受けましょう!
ハイフは機種によって特徴が異なる
医療ハイフの機種は複数あり、機種によって痛みや効果、施術間隔が異なります。
よく使われる機種
- ウルセラ
- ウルトラリフト+Q
- ウルトラフォーマーⅢ
- ダブロ
- ソノクイーン
ウルセラ | ウルトラセルQ+ | ウルトラフォーマーⅢ | ダブロゴールド | ソノクイーン | |
効果持続時間 | 1年~1年半 | 半年~1年 | 半年~1年 | 半年~1年 | 3か月~半年程度 |
痛み | 痛い | ほぼ痛みなし | ちょっと痛い | ちょっと痛い | ほぼ痛みなし |
価格 | 高い | 安め | 中間 | 中間 | 安め |
ハイフ機種について詳しく知りたい場合は、ハイフの機種徹底比較の記事をご参照ください。
ポテンツァダイヤモンドチップとハイフはどっちがいい?
どっちもメリットデメリットがあるから1番良いのは併用すること
先にお伝えした通り、ポテンツァダイヤモンドチップとハイフは作用する層が異なるので、1番の理想は併用することです。
クリニックによっては、ダイヤモンドチップとハイフがセットになったプランも用意されています。
でも予算的にどちらか1つしか受けられないんだよね…
そんなときは、悩みに合わせて治療を選んだり、同時施術ではなく長期スパンでダイヤモンドチップとハイフを組み合わせたりするのがオススメです👍🏻
ハイフとダイヤモンドチップを交互に受けるのも効果的と言われています。
即効性・ほうれい線対策ならダイヤモンドチップ
- 施術後すぐに効果を感じたい
- ほうれい線やマリオネットラインが気になる
- 年齢が20代以下
という場合は、ポテンツァダイヤモンドチップがオススメ。
ダイヤモンドチップは、ハイフは照射できないほうれい線やマリオネットラインに直接アプローチできます。
また、施術後すぐに効果を感じ始め、1週間後にしっかり効果が出てくると言われています。
一方で、効果の持続期間はハイフよりは短く、1か月に1回の照射が推奨されています。
大事な予定前の駆け込み美容や、注入しないほうれい線対策にピッタリ!
少ない回数で効果を保ちたいならハイフ
- できるだけ少ない回数で済ませたい
- 土台からしっかり引き締めたい
- 年齢が30代以上
このような方は、ハイフが向いています。
ハイフは3か月~1年に1回の照射が推奨されているため、少ない回数で効果を維持することができます。
また、ハイフはSMAS層という肌の深い層にアプローチするため、土台のたるみを引き締めてくれます。
30代以上のたるみが気になる始める年齢の方は、ダイヤモンドチップで表面を引き締めるよりも、ハイフで土台を引き締めることで、しっかりとたるみ対策することができます。
30代を過ぎたら1年に1回ハイフをやっておくと、将来のたるみ具合に差が出ると言われています!