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投資でお金を増やして美容に再投資しているアラサー事務職OLです。
手軽な美容医療として人気のケミカルピーリング。
しかし、サリチル酸マクロゴール、マッサージピール、ミラノリピールなどなど…
種類が多すぎてどれがいいのかわからん!!!
というわけで、この記事では、美容医療でよく見かける12種類のケミカルピーリングについて、わかりやすくまとめました。
この記事さえ読めば、自分にピッタリなケミカルピーリングが分かります♡
薬剤によって効果や値段が違うから、自分にとって最適なピーリングを選ぶのが大事!
美容医療ケミカルピーリング薬剤の違い
まずは、そもそもピーリングによって何が違うのかを見ていきましょう。
特長 | ニキビ跡 | 毛穴の黒ずみ | 毛穴の開き | しわ | シミ | 美白・くすみ | 肝斑 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
グリコール酸 | 最低限の効果。安い。 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | ー | 〇 | ー |
サリチル酸 | 最低限の効果。安い。 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | ー | 〇 | ー |
乳酸 | 最低限の効果に美白が追加。安い。 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | △ | 〇 | ー |
ミックスピール ミルクピール | グリコール酸、サリチル酸、乳酸のミックス。 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | △ | 〇 | ー |
ベビーピール | サリチル酸+コウジ酸のミックス。美白効果がプラス。 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | △ | ◎ | ー |
ミラノリピール | ニキビ跡、色素沈着、黒ずみ、肌質改善。1週間くらい皮剥けする。 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | △ | ◎ | ー |
マッサージピール (コラーゲンピール) | ハリツヤに即効性がある。ダーマペンと組み合わせるとヴェルベッドスキンと呼ばれる。 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | ー |
リバースピール | マッサージピールに肝斑に効果的な薬剤を追加。 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | 〇 |
ウーバーピール | ダーマペン専用のピーリング薬剤。肝斑にも効く。 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | 〇 |
ブラックピール (カーボンピール) | アンチエイジング、抗酸化、抗炎症。 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ー |
ハイドロピーリング (ハイドラフェイシャル) | 毛穴の汚れを薬剤の水圧で掻き出す。 | △ | ◎ | △ | △ | ー | 〇 | ー |
レーザーピーリング | 毛穴の汚れや古い角質をレーザーで弾き飛ばす。 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | ー |
美容医療でよく使われるピーリングは、全部で12種類。
どれも、薬剤を使って肌のターンオーバーを促すという効果は同じですが、使用する薬剤によって追加で得られる効果が異なります。
薬剤によって、効果を得られやすい症状が異なるよ!
また、薬剤によって肌へのアプローチ方法が3つに分かれます。
- 薬剤で角質を溶かす
- 薬剤を浸透させる
- マシンを使う
一概にどれがいいとは言えませんが、傾向としては
- 薬剤で角質を溶かすピーリングは最低限の効果&お手頃価格
- 薬剤を浸透させたりマシンを使ったりするピーリングは高価も価格も高め
であることが多いです。
美容医療ケミカルピーリング薬剤12選
グリコール酸・サリチル酸
- 炎症ニキビを抑えたい
- ピーリング費用を抑えたい
- 最低限の効果が得られれば良い
美容医療のケミカルピーリングでベースとなる薬剤が、グリコール酸とサリチル酸。
グリコール酸もサリチル酸も角質剥離作用が認められており、肌のターンオーバーを促してくれます。
グリコール酸とサリチル酸の違いは下記の通りです。
グリコール酸 | サリチル酸 | |
---|---|---|
頻度 | 2週間に1回 | 月1回 |
副作用 | 灼熱痛、紅斑、びらん、痂皮 落屑 | ほぼなし |
ニキビ菌に対する効果 | 殺菌作用 | はっきりしない |
角質に対する作用 | 角質の結合を弱める (ニキビに効果) | 角質を均一に整える (皮膚のざらつきに効果) |
なお、サリチル酸は単体だと痛みが非常に強いため、マクロゴールという薬剤で希釈して使用します。
そのため、サリチル酸マクロゴールという名称で表記されることが多いです。
どちらも、とりあえず試してみたい方や安くピーリングしたい方におすすめ!
ベビーピール
- 肌のごわつきを改善しつつ、美白効果も得たい方
ベビーピールは、サリチル酸マクロゴールにコウジ酸をプラスした薬剤。
メラニン抑制作用のあるコウジ酸が追加されることで、しみ、くすみの改善、美白、透明感などの効果も期待できます。
価格は抑えつつ、ピーリングで美白効果も得たい方におすすめ!
乳酸
- ピーリング後の感想を抑えたい
- ニキビ跡の赤みが気になる
- ピーリング費用を抑えたい
乳酸もグリコール酸とサリチル酸同様、角質剥離作用が認められており肌のターンオーバーを促してくれます。
乳酸はさらに角質層のセラミド量を増加させるため、施術後の乾燥が少ないという特長があります。
また、ニキビ跡の赤みを消す効果はグリコール酸を上回るとも言われています。
ピーリング後の乾燥がやニキビ跡の赤みが気になる方におすすめ!
ミックスピール
- 純国産の薬剤に魅力を感じる方
- 他のケミカルピーリングだと刺激が強い方
ミックスピールは、乳酸をベースにグリコール酸とサリチル酸が配合されています。
ケミカルピーリングブランドであるデルファーマが、デリケートな日本人の肌のために開発した薬剤です。
3種類の酸の相乗効果により、単剤より治療効果が高く肌に刺激が少ないと言われています。
海外の薬剤が不安な方や、お肌が弱い方におすすめ!
ミルクピール
- 他のケミカルピーリングだと刺激が強い方
- 純国産にこだわらない方
ミルクピールは、ミックスピールと同様に乳酸をベースにグリコール酸とサリチル酸が配合された薬剤です。
ミックスピールはデルファーマ社の製品に対し、ミルクピールはフランスDERMACEUTIC社の製品という違いがあります。
ミックスピールに興味があって国産にこだわりがなければ、ミルクピールでもOK!
ミラノリピール
- ニキビ跡や色素沈着が気になる
- 肌質を改善したい
- ボディの黒ずみを改善したい
- 1週間~2週間程度皮剥けしてもかまわない
ミラノリピールは、TCA(トリクロロ酢酸)、ラクトビオン酸、サリチル酸、タルトル酸(酒石酸)、クエン酸の5種類の酸が配合されているピーリング剤。
35%という高濃度なTCAの効果により薬剤が真皮層まで浸透し、短いダウンタイムで肌質改善が期待できます。
ダウンタイムとして、数日~長くて2週間ほどかけてゆっくりと皮剥けが起きます。
TCA濃度50%のボディ用の薬剤もあり、背中ニキビやボディの黒ずみの治療にも効果があります。
ピーリングで高い効果を求めるなら、ミラノリピールを選んでおくのがオススメ!
マッサージピール・コラーゲンピール
- 即効性が欲しい
- ミラノリピールが気になるけど皮剥けのダウンタイムが取れない
- 大事な予定の直前に受けたい
マッサージピールは、濃度33%のTCA(トリクロロ酢酸)にコウジ酸や低濃度過酸化水素が配合された薬剤。
PRX-T33という薬剤を、マッサージするように肌にやさしく押し込みながら浸透させていきます。
施術直後から効果が実感でき、TCAが含まれていても皮剥けが起きづらいという特長があります。(稀に皮剥けが起こることもある。)
ミラノリピールを受けたいけど皮剥けのダウンタイムが取れない時や、大事な予定の直前に肌をピカピカにしたい時にオススメ!
なお、ダーマペンの後にマッサージピールを塗り込む施術は、ヴェルベッドスキンと呼ばれます。
ヴェルベッドスキンはダーマペンで肌に穴を開けるため、単体のマッサージピールと違いダウンタイムが発生します。
リバースピール
- 肝斑が気になる
- ニキビ跡の色素沈着が気になる
リバースピールは、マッサージピール(コラーゲンピール)で使うPRX-T33に、肝斑や色素沈着に効果のある成分が追加された薬剤です。
真皮層、表皮深層、表皮浅層のそれぞれに作用する3つの薬剤を順番に塗布していきます。
ピーリングでは珍しく肝斑にも効果があると言われています。
手軽に肝斑治療したい方はリバースピール一択!
ウーバーピール
- ダーマペンの効果を高めたい
- 肝斑が気になる
ウーバーピールは、ダーマペン4の専用ピーリング剤です。
ダーマペンで肌に穴を開けた後に薬剤を塗布し、肌の奥深くまで浸透させやすくします。
ウーバーピールには肝斑に有効な成分も含まれているため、肝斑治療への効果も期待できます。
ただし、ダーマペンとの併用が必須のため、麻酔クリームを塗っても少しだけ痛みを感じたり、1週間程度ダウンタイムが発生します。
ダーマペンも受けてみたい方や、肝斑、色素沈着が気になる方におすすめ!
ブラックピール(カーボンピール)
- 美白目的で受けたい方
- アンチエイジングしたい方
ブラックピールは、活性炭が含まれた薬剤を使用したピーリングです。
成分が肌の抗酸化、抗炎症などに有効なものが多く、肌のバランスを正常化させる働きがあります。
また、リフティングやエイジングケアに効果的な成分も含まれているため、アンチエイジング目的でピーリングを受けたい方に向いています。
たるみや美白、肌の鎮静化などの効果を得たい方におすすめ!
ハイドロピーリング(ハイドラフェイシャル、ハイドラジェントル)
- 毛穴汚れを一層したい方
- フラクショナルCO2、ダーマペン、ポテンツァなどの毛穴治療前の方
ハイドロピーリングとは、マシンから出る水流とバキュームを利用して角質や皮脂を取り除く施術です。
美容成分を補給しながらピーリングを行うので、通常のケミカルピーリングより肌への負担が少ないという特長があります。
毛穴治療のレーザーやニードル前に行うと、毛穴の引き締め効果が高まりやすいとも言われています。
とにかく毛穴の汚れを綺麗にしたい方におすすめ!
レーザーピーリング
- 毛穴汚れ取り除きつつ、一時的な毛穴の引き締めも行いたい方
- ハリツヤを求める方
レーザーピーリングは、メラニン色素と同じ超微細な粒子のカーボンローションを肌に塗り、その上からレーザーを照射することで、毛穴の汚れや古い角質を吹き飛ばす施術です。
レーザーの熱で毛穴の引き締め効果も期待できます。
毛穴の黒ずみに高い効果があると言われてる!
美容医療ケミカルピーリング12種類のまとめ
以上、ケミカルピーリング12種類のまとめでした。
ピーリング剤は、効果や価格が様々なので一概にどれがいいとは言えませんが、私は下記の基準で選んでいます。
- とにかく安さ重視 → サリチル酸マクロゴール
- 高くても効果重視 → ミラノリピール
- 毛穴治療の効果高めたい → ハイドラピーリング
- デート前にハリツヤ出したい → マッサージピール
自分の肌に合う合わないがあるから、まずは試しに1回受けてみるのが重要!